大和 稟

作編曲・サウンドエンジニアです。
◯BRAVE★LOVERS音楽担当
○ゲキオフ/ウタオフ メインスタッフ 音響教えます
○You Tube:https://00m.in/cAzl8
○お供え:http://bit.ly/2KpZ34n

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時空機甲Tガンダム(仮) 第一話

登場人物表・桜羽 稔(♂・16) ガンダム大好き少年・安斎 日和(♀・16) 稔の幼馴染・万道 勝也(♂・16) 稔の親友・ハロット(不問・ハロモード) 稔達を導くコアメカ・ハロット(♂・Gモード) ハロットがファイヤーガンダムを食べて変身した姿・バンディ(♀・30~?) バンデットン一味リーダー・ムシリタス(♂・30~?) バンデットン一味頭脳担当・ゴーダッツ (♂・30~?)バンデットン一味体力担当・ザクレロベェ(♂・50~?) バンデットン一味を束ねる正体不明の首領。・ミユキ=ヨシノ(♀・28) アナグラムエレクトロニクスの技術顧問 ガンダム世界の歴史を守るために、稔たちに協力を要請する・連邦兵(不問)・民間人1(♀)・民間人2(不問)・ナレーション(♂)<概要>ビルドファイターズの世界線主人公はガノタ ガンダム大好き高校生ある日異世界から現れたハロットに「ガンダムの世界を助けて!」と言われるガンダム世界は実は本当に存在するガンダム世界の超兵器や技術を奪おうとする盗賊団「バンデットン」一味の野望を阻止する時空トラベルアドベンチャー 【シーン1. 時空の狭間 バンデットン】ザクレロベェ 「バンデットン一味よ 控えるだべぇ~!」バンデットン一味 「はは~~」ザクレロベェ 「我が名はザクレロベェだべ~。今こそ、ガンダム世界からすべての超技術を盗み出し、ラプラスの宝箱を開く時がきたべぇ~!」バンデットン一味 「ははぁ~~!」ザクレロベェ 「バンディ!」バンディ 「ははっ!」ザクレロベェ 「ムシリタス!」ムシリタス 「はいはい」ザクレロベェ 「ゴーダッツ!」ゴーダッツ 「ほほい!」ザクレロベェ 「第一の鍵はスーパーナパームという情報を手に入れたべぇ! さあ、サイド7にいそぐだべぇ~~!」バンデットン一味 「ははぁ~~~!」【シーン2. 勉強中 稔の部屋】ナレーション 「説明しよう! 時は近未来! ガンダムのプラモデル、通称ガンプラは、プラフスキー粒子によって、自由に動かすことができるようになったんだ。世界中で大人気となったガンプラバトルは、今や一家に一台は、小型のバトルシステムがある時代になったんだよ。」バトルシステム 「PEASE SET YOUR GP BASE」ナレーション 「中間テストの勉強をするために桜羽家に集まった、この3人。桜羽稔君、安斎日和ちゃん。そして万道勝也君。本当はガンプラバトルをしたいけど、高校一年生 最初の中間テストは、待ってはくれないのだ。」SE カリカリカリカリ勝也 「おうか、を使って単語を作れ……」稔 「あえて言おう!カスであると!!!」(しーーん)日和 「はぁ……」(呆れたため息)SE カリカリカリカリ勝也 「ことなく を使って短文を作れ……」稔 「仮初の平和への囁きに惑わされることなく……」(0083)勝也 「繰り返し心に聞こえてくる、祖国の名誉のために……」稔・勝也 「ジーーク・ジオン!!」日和 「うるさああああああああああい!!!!」稔・勝也 「ジーク・ジオン!ジークジオン!」(ちゃんちゃりんかちゃんちゃりんか♪)SE 連続パンチ日和 「いい加減にしないとぶつよ!」稔 「やってから言わないで」日和 「ったく! 子供か!」(座り直す)勝也 「子供はみんなニュータイプ!見せてやろうじゃないの!大人たちにさ!」(ZZ)日和 「……あんたたち、ガンダムのこと以外考えてないわけ?」稔 「そんなことないぞ。ちゃんと考えてるさ」日和 「例えば?」稔 「進路とか?」勝也 「政治とか?」日和 「ほう」稔 「んー だからぁ。 偏差値とかー」勝也 「そーりだいじんとかがぁー」稔・勝也 「………… な?」日和 「っ言い出しといて途中で諦めないでよ」(ペットボトルのお茶を飲む)日和 「ん。なくなっちゃった。ねー、どっちか買ってきてよ」稔 「え、なんで」日和 「駅前のコンビニ、一番くじ始まってチラシが……」勝也 「よろしいならば戦争だ! 何リットルでも買ってきてくれよう。その代わり、クジ1回分のお駄賃を要求する」日和 「うっさいバーカ!とっとと行って来い!」(からのペットボトルを投げつけ)勝也 「ハモン!行ってくる」稔 「戦果を期待します」勝也 「ははははは、あせるなよ、ハモン」(バタン)日和 「あんたは良いの?一番くじ」稔 「俺はガンプラ中心だから。グッズに回すお金ないんだ」日和 「あぁ…… そう」(呆れ)ハロット 「……君達ナラ…… 君達ナラバキット……」日和 「……稔。なんか行った?」稔 「いや?」ハロット 「君達ナラバキット……!」(突然輝くバトルシステム)日和 「キャッ! 何!?」稔 「バトルシステムが光ってる!」日和 「使いすぎて壊れたんじゃないの!」稔 「えーーーそんなぁ! この間ようやく10万回プレイ達成したのにぃ!」SE ぴょん!ぴょん! ぴょーーん! ちょこんっハロット 「ハロハロ! ハロット!」日和 「ええ!? 何これ」稔 「ハロ……? いや、ちょっと違うか」ハロット 「ハロハロ ハロット!」稔 「ハロット?」ハロット 「僕ハ はろっと。助ケテ。助ケテ。ガンダムの世界ガ危ナイ!」稔 「ええ!?」日和 「何、バトルスステムってこんな機能もあるの?」稔 「いや、そんなはずないけど…… ハロット、どういうことなんだ?教えてくれよ」ハロット 「ツイテキテ、ツイテキテ」稔 「ついてきてって……」SE ギュウウウウウウウン!!(バトルスステムに吸い込まれていく)日和 「えっ! 何! ちょっとどういうこと!?」稔 「うわああああああああああ!!」日和 「きゃああああああああああ!!」勝也 「万道勝也、帰投した。ハッチ開放~」(ドア開ける)勝也 「……あれ?」【シーン3. アナグラム エレクトロニクス ミユキラボ】稔 「いてっ!」(落ちる)日和 「きゃっ!」(落ちる)ハロット 「ハロハロット」(ぽよんぽよん)」ミユキ 「よく来てくださいました。お二人共」稔 「ててて……ん?」日和 「え!? ここどこ!?」ミユキ 「私はミユキ=ヨシノ。GW歴史管理局 アナグラムエレクトロニクスの技術顧問中佐です。」稔 「あ、アナグラムエレクトロニクス?」ミユキ 「はい。ここでは、ガンダム世界の歴史が正しく進むよう、歴史の管理をしているのです」稔 「それってサンライズとかバンダイのことでは……」日和 「突然別の場所にいるなんて、コレは夢……そうよ夢なんだわ。」ミユキ 「お気持ちは分かりますが、これは夢ではありません。ガンダムの世界は……あなた方の世界とは違う時空に、本当に存在するのです。そして今、ガンダムの世界に聞きが訪れようとしています。」稔 「ええ!? 本当!?」日和 「ゆーめ―――!!」ミユキ 「御覧なさい。これが悪の盗賊団バンデットン一味。彼らは、ガンダム世界の貴重な技術や兵器を盗み出して、自分の世界へ持ち帰ろうとしているのです」稔 「そりゃ大変だ!なんとしても止めなくちゃ」ミユキ 「その通りです。ご挨拶もなく、突然あなた方をここへお呼び立てしてしまい、申し訳なく思っています。けれどガンダムをこよなく愛する若者達にすがるほか、我々に残された手段がないのです」日和 「聞けば聞くほど悪夢だわ……」ミユキ 「お願いです。私はここで世界の歴史を監視することしかできません。このハロットをつれて、バンデットン一味の野望を阻止してください」稔 「おっけい!まかしとけ!」日和 「は!? 何いってんの!?ガンダムって戦争するアニメでしょ!?いくら夢の中でも死ぬのは嫌よ!」稔 「死ぬとは限らねえだろ!」日和 「なんでそんな状況の飲み込みが早いのあんたは! バカのくせに!!!!」SE アラートミユキ 「どうやら、あまり時間はないようです」稔 「え!?」ミユキ 「無許可の時空転移反応です。おそらくバンデットン一味かと……転移先は……宇宙世紀0079…… サイド7」(ドン!パパパパーー ッパーーーッパーーー)稔 「な、なんだってぇ!?」ミユキ 「急いでください。あなたがいつもお持ちの、ガンプラを忘れずに。戦い方はハロットが教えてくれます」稔 「ハロットが?」ハロット 「ハロハロ!ハロット!」ミユキ 「時空トリップ装置作動!スイッチオン」 (ぶ~~んみょ~~~ん!)ナレーション 「説明しよう! 時空トリップ装置とは、アナグラムエレクトロニクスが開発した、異世界の宇宙へ飛び立つ装置なのだ」【シーン4. サイド7】SE シューーーコーーーパーーーーーーバンディ 「ほら何やってるんだい!早くしないとガンダムが動き出して、スーパーナパームを使っちまうよん!」ムシリタス 「そんなこと言ってもバンディ様、急ぎすぎても帰りの燃料がね。なっくなっちゃいますのよ」ゴーダッツ 「AMBAC(アンバック)クロールでまんねんっ! ほほほいーーっと」バンディ 「流石だねえゴーダッツぅ!」SE シューコーーパーームシリタス 「さ、バンディ様サイド7にね、着きましたよ」バンディ 「ここで一番目立たないのは民間人の格好だよっ。避難民のフリをして、ホワイトベースに乗り込むのさ」ムシリタスゴーダッツ 「アイアイサッサーホイサッサー」【シーン5. ホワイトベースドック】SE みょーーーん稔 「っと…… うわっ うわわわわ! 本当に。。。 本当に。。。」SE ドーーーーン!稔 「ホワイトベースだあああ あぁぁ」(日和に口を塞がれる)日和 「バカ稔!そんな大声出したら怪しまれちゃうじゃない!」稔 「おっとっと…… ごめんごめん」ハロット 「アヤシイ人。探シテ。アヤシイ人。探シテ」稔 「怪しい人ぉ?」連邦兵 「おいそこの二人! まだ避難民の収容が完了していない。誘導に回れ!」稔 「へ? 俺達?」連邦兵 「そうだ!さっさと行け!」日和 「りょ、了解!」稔 「はいはいーーーっと」(スタコラサッサ)稔 「よく見たら俺たち連邦兵の制服じゃん、これ」日和 「そうなの? ねぇ似合う?」稔 「馬子にも衣装って?」日和 「もう!」ハロット 「キット、民間人ノふりヲシテ、どっくニ潜リ込ンデルゾ 探シテ 探シテ」稔 「え~~~? そりゃまあ、連邦の制服来てれば動き回れるだろうけど。結構な人数の民間人が乗ってるんだぜ?」ハロット 「探シテ。探シテ」稔 「そんなこと言ったって……」日和 「稔! あれ!」稔 「え?」バンディ 「良いかい二人共。絶対気づかれちゃ行けないんだからね。こっそり隠密に慎重に、避難民になりすますんだよぉ?」ムシリタスゴーダッツ 「アイアイサッサーホイサッサー」稔 「挙動不審……」日和 「忍者歩き……?」ハロット 「見ツケタ!見ツケタ! バンデットン 見ツケタ!」稔 「よし、追いかけて捕まえるぞ!」日和 「ええ!」【シーン6. ドックの武器庫】バンディ 「ムシリタス。これがスーパーナパームとかいう物なのかい?」ムシリタス 「どうやらそうみたいですよ。本編でも1回しか出てきてない超レア物。さしずめ、回転寿司でタッチパネルで注文できない裏メニューみたいな代物なおよね」ゴーダッツ 「大きいでまんねん。メカを呼び出して回収するでまんねん」稔 「そこまでだ!バンデットン一味!」バンディ 「へぇっ!?」日和 「あなた達がスーパーナパームを盗み出そうとしてるのはわかってるわ!おとなしく投降しなさい!さもないと撃っちゃうわよ!」(銃構える)バンディ 「ゲゲ! アナグラムの手先かい!? 鼻が利いてるねぇ! ゴーダッツ!」ゴーダッツ 「おおおー!!」(突進してくる)日和 「きゃっ!!」(銃連射)稔 「うわぁ!バカ!!こんな狭い所で!」(チュイーンチュイーンチュイーーン!)ゴーダッツ 「あがあがあが」(打たれたと思って硬直)バンディ 「ゴーダッツぅ!」ゴーダッツ 「あら? ……(パンパン) こいつとんだへっぽこでまんねん!」日和 「あれぇ!?」稔 「漫画みたいな奴……」ハロット 「ヘタッピ!ヘタッピ!」バンディ 「ムシリタス!メカの出番だよ!」ムシリタス 「はいはいっ モビルマッシーン ザクッポイドン発進よー!」(ポチッ)【シーン7. ドック外】SE グモォン バババババ!(林からザクのような変なモビルスーツが出てきてマシンガンを発射)民間人1 「きゃああ! ジオンのザクがもう一体いるわー!!」民間人2 「逃げろ~~~~!」【シーン8. ドックの武器庫】ドックの扉を破壊して入り込んでくるザクッポイドンバンディ 「さぁ メカを呼んだらこっちのもんだ。ガンダムもついでにやっつけて、スーパーナパームもろとも持って帰ってやろうじゃないのさ! 行くよ!お前達!」ムシリタスゴーダッツ 「アイアイサッサーホイサッサー」乗り込んでスーパーナパームを奪取日和 「ちょっと!逃げられちゃう!モビルスーツを出されたんじゃ勝ち目ないじゃない!」稔 「日和がアレだけ至近距離で一発も当てないからだろ~~!」ハロット 「ダイジョブ ダイジョブ ガンプラ出シテ!ガンプラ出シテ!」稔 「は! そうだ!ガンプラを使うって言ってたな! コレをお前に渡すとどうなるんだ?」ハロット 「任セロ 任セロ ごっくん飲み込むガンプラソウル!」稔 「ごっくん飲み込め!ガンプラソウル!!」 (テケテケテーレッ ってテケテケテーレー わおーーーんっ♪)ハロット 「ファイヤアアア ガンダム!!」日和 「ハロットが巨大化して、ガンダムに!?」ハロット 「さあ、急いで乗り込むんだ、二人共!」稔・日和 「喋った!」【シーン9. ドック外】バンディ 「アナグラムのお坊ちゃん達もメカを出してきたよっ!早くお逃げ!」ムシリタス 「そうは言っても宇宙に出ないと時空転送できないんですよ、バンディ様」バンディ 「むっきー 肝心な所で不便なマシーンだねっ!」ハロット 「逃さんぞ! バンデットン一味!」ゴーダッツ 「来たでまんねん!」バンディ 「えーい!こうなったらあのメカを叩きのめすしかないよっ!やーっておしまい!」ムシリタスゴーダッツ 「あいあいさっさー!」ムシリタス 「ポチっとな! ザクッポイマシンガンっ いくよー!」(バババババ!)ハロット 「おのれ!」日和 「きゃああああ!」ハロット 「大丈夫、この程度で負けはしない!」ゴーダッツ 「すごい装甲でまんねん!」バンディ 「力で押すんだよ! ムシリタス!」ムシリタス 「はいはい、お次はこちら。ザクッポイバズーカちゃん。いってらっしゃ~い!」ハロット 「当たらなければ!」(切り払う)バンディ 「あれー! かっこいい事するじゃないのさ!」ハロット 「スーパーナパーム、返してもらうぞ!」バンディ 「ははんっ! お待ちよっ!」ハロット 「何!?」バンディ 「どうせアナグラムの坊っちゃんだ。このスーパーナパームがどれだけの威力なのかは知ってるんじゃないのかい?コレをホワイドベースのドックに打ち込んだらどうなるか……」ゴーダッツ 「バンディ様っ それをつかったら、ザクレロベェ様のお仕置きが」バンディ 「シーーーッ! おだまりよ! うまく距離を取ってトンズラこきゃいいのさ」稔 「これじゃあ、手が出せない」日和 「卑怯者~~!」ハロット 「稔君。力を貸してくれ」稔 「え?」(コンソール出現)ハロット 「私の超AIで戦うのはこれが限界だ。ファイヤーガンダムのさらなる力を引き出すには、君の操縦技術が必要だ」稔 「じゃ、じゃあこの操縦システムは……」ハロット 「その通りだ。私は取り込んだガンプラソウルの力を再現して戦うことができる。今の私は、君のファイヤーガンダムそのものだ!」稔 「オッケー! 行くぜバンデットン一味!」バンディ 「そこを動くんじゃないよ!」稔 「お前の動きは…… 大体わかったぞ! いけええええええ!」バンディ 「何ぃ!? なんだいこの速さは!」稔 「やあああああああ!」(ビームサーベルで腕を切り落とす)日和 「やった!」ゴーダッツ 「ああっ! スーパーナパームがっ!」ハロット 「スーパーナパームは返してもらったぞ!」日和 「これでこっちの物ね! やっちゃえ、稔!」稔 「ファイヤーガンダム、桜羽稔、行きます!」バンディ 「こうなったらもう破れかぶれだっ やっておしまいムシリタス!」ムシリタス 「負けないわよっ!」ハロット 「クッ……」(腕を組み合う) ぎりぎりぎり……ムシリタス 「パワーは通常の50倍のゲインがあるのよん!」稔 「50倍で得意そうにするな……! こっちは……力と技がある!!」バンデットン一味 「アレ~~~~~~~!?」稔 「すっげえ…… さすが俺のガンダム、すげえパワーだ!」バンデットン一味 「あい~~~」(ぴよぴよぴよ)バンディ 「プルプルプルッ! なんて馬鹿力なんだい!出し惜しみはなしだよ!必殺武器使っちゃいな!」ムシリタス 「ええ、よくってよ。ポチっとな」ハロット 「稔君。気をつけろ。仕掛けてくるぞ」稔 「むっ!」ムシリタス 「名付けてザクッポイソーラ・レイ・キャノンちゃんよ」ゴーダッツ 「対ショック、対閃光防御でまんねん!」ハロット 「あの大砲を撃たれる前に、動力パイプを切るんだ!急げ!」稔 「おお!!」(ビームサーベルを抜いて急接近)バンディ 「やーーーっておしまい!!」稔 「やあああああああ!」(ジャキーーン!)バンディ 「……ど、どうなったんだい?」ムシリタス 「嫌な予感しかしませんね」ゴーダッツ 「対爆発対ふっとび防御でマンネン……」ちゅどおおおおおおおおおおおおおおおおんバンデットン一味 「あ~~~~~れ~~~~~~」(きらーん)稔 「やったーーー! スーパーナパームを守ったぞぅ!」日和 「やったわね、稔!」ハロット 「稔君、日和ちゃん。ナパームを戻して急いでもとの時空に帰ろう。長居していると、僕らが歴史を買い替えてしまうかもしれないからね」稔 「了解!」SE みょ~~~~ん!【シーン10. 逃げるバンデットン一味】バンデットン一味 「えっほえっほえっほえっほ」バンディ 「ほら、もっと早く漕ぐんだよ!」ムシリタス 「そんなこと言ったってバンディ様。こんなちっぽけな自転車発電機で本当にもとの時空に帰れるんですか?」ゴーダッツ 「心配でまんねん」バンディ 「あたしが大丈夫って言ったら大丈夫なんだよん!」ザクレロベェ 「ほーーーれ お前達ぃ~~~ 失敗は許さんと言ったはずだべぇ~~~」バンディ 「ヒエ! ザクレロベェ様!」ザクレロベェ 「こんな簡単な任務もこなせないような赤ぽんたんなお前らには、お仕置きが必要だべぇ~~~!」バンデットン一味 「ひゃああ ご勘弁を~~~!」ザクレロベェ 「お仕置きだべぇ~~~!」バンデットン一味 「あーーーーーーれーーーーーーー!!」 ぼぉぉぉん ひょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(ドクロ煙)TO BE CONTINUED【シーン11. 次回予告】ハロット 「ハロハロッ ハロット 次回の、時空機甲Tガンダムは」稔 「こんちゃーっす!桜羽稔です。バンデットン一味の奴ら、今度はアクシズからなにかを盗み出そうとしてるらしいけど。 え?このきれいなお姉さん。ミネバさまの教育係なの?そんな人を騙そうなんてなんてひどい奴らなんだ!よーしハロット!タイムガンダムでやっつけてやろうぜ! 次回 時空機甲Tガンダム『ドキドキ!コレがミネバ様の教科書!?』 絶対見てくれよな!」

偉人戦隊レキシマン #01

第一話:信長参上登場人物表織田信長(21男) : 信長のクローン。ヒストリー1(赤)聖徳太子(43男) : 聖徳太子のクローン。レキシマン参謀アルベルト=アインシュタイン(55男) : アインシュタインのクローン。レキシマンの科学者。女性(19女) : ティッシュ配りの女ミイラ(男性陣お好きにどうぞ)  : 雑兵【シーン1 街に飛び出す織田信長】信長 「いやっほおおおおおおおおおおおおう!!! コレが未来の下天かぁ! 最高だねぇーーー!」(スケボーで街を駆け抜ける)太子「信長にも困ったものですねえ」アインシュタイン「いいのかい?太子。あのボウズを街に放り出して」太子「世の中、生まれながらにして全てを知り尽くしてはおりませんよ。まして彼は生まれてからまだ1ヶ月。クローンとして織田信長の記憶を持っていたとしても、それは所詮過去のもの。ああいうタイプはまずチャンスを与えて行くことが成長に繋がりますから」アインシュタイン「知らないよん? どうにかなっちゃっても。 きひひ」太子「その時は私がいます」【シーン2 武将も歩けば悪にあたる】信長 「へぇ。コレが21世紀の街ってか。目が回りそうだぜ。 あでっ」(人と肩がぶつかる)信長 「おい貴様! 俺を誰と心得る!」(サラリーマン風の通行人はそのまま言ってしまう)信長 「くっ!! な、なんだとぉ……!?」女性 「よろしくおねがいしまーす」信長 「む?」(ティッシュを受け取る)女性 「よろしくおねがいしまーす」信長 「おい女。コレはなんだ」女性 「え? ティッシュ……だけど」信長 「お願いしますと言ったな。これは現代の貢物の一種か? 確かにコレほど薄く白く美しい紙は俺の時代にはなかった素晴らしいものだが…… 南蛮渡来の新しい技術か?」女性 「え? え? いや、その。そういうのじゃないんで。持ってってくれればそれで良いんで」信長 「何!?」女性 「じゃあ、アタシ失礼します」(走り去っていく)信長 「い、一体なんなんだこの街は?」【シーン3 悩める信長】信長 「…………」(浮かない顔で帰ってくる)アインシュタイン「お、放蕩者の信長少年が帰ってきたかな?」信長 「俺が下戸だよ。女遊びもろくにしちゃおらんわ」アインシュタイン「出ていった時の勢いはどっかいっちゃってるねぇ。きしし」信長 「太子!聖徳太子はいるか!」太子 「おや、信長殿。殊勝にも夕飯時には帰ってきましたか。丁度金目鯛が焼けた所ですよ」信長 「アンタはこの世界を守るために、俺を蘇らせたと。そう言ったな」太子 「ええ。そうですよ」信長 「この国が! こんな世が! 本当に守るべき国なのか! 守るべき世なのか!」太子 「おや。随分と色々なことを経験されたようですね」信長 「肩をぶつければ挨拶もしない。 わけの分からない貢物を押し付けられたと思えば、ちょっとした物でもすぐ金、金、金と! 俺の国、尾張にはもっと自由があった!聞けば市を開く連中は「てなんと料」なるバカ高い金を取られ、今日の飯にも困るような経営を強いられているというじゃないか! コレが本当に守る国なのか! 答えろ!」太子 「……アナタの生きていた時代とは、根本が違います。 アナタはもう少し学んだ方がいい。私もこの時代に今一度 生を受け、多くのことを学びました。考えも改めさせられました。今日アナタが外に出向いた事は、その第一歩なのです。学びなさい。織田信長」信長 「ちっ!!」(部屋に入ってしまう)太子 「夕飯はすぐ部屋に持っていきますからね」アインシュタイン「おやおやぁ? 反抗機会ね。きしし」太子 「身体は21歳でも、彼は事実上まだ生後1ヶ月みたいなものですから、仕方ありません」   アラート太子 「!?」アインシュタイン「おやおや、でも敵は待ってくれないね」太子 「信長。夕飯は先送りです。敵が来ました。 アナタのその憂さを晴らしてくるといい。 初陣ですよ」信長 「……」(ふすまを開けて出て来る)太子 「信長……」信長 「この国を守るためじゃない。初陣を飾り、己の実力を試すために、俺は行く」(外に飛び出していく)【シーン4 初陣】ミイラ 「ギッ!!ギッ!!ギッ!!」信長 「俺は気が立ってるんだ…… 片っ端から切り捨てる」ミイラ 「ギッ!ギッ!!」ヒストリーチェンジャー「HISTORY ON YOUR HAND!」信長 「俺は……独裁者だ!!!」

仮面ライダーアスリート#01

==第一話:俺が仮面ライダーアスリートだ!==登場人物表・大堂カケル(17男) : 主人公/仮面ライダーアスリート・美墨ほのか(16女) : ヒロイン・市長(32男)    : 篠原市の市長/蜘蛛怪人・市議会議員(29男) : まともな議員さん【シーン1:2人乗りのバイクが街を疾走】ほのか「まだつかないの!?カケル!時間がないんだってば!」カケル「黙らっしゃい!あと10分もかからんよ」ほのか「呑気にドライブしてんじゃない!法定速度なんかブッちぎってとっとと乗り込むの!」カケル「バカ!勝手にアクセルを!」(加速するバイク)カケル「……っと! 死にたいんかい!」(現場に到着)ほのか「はい!さっさと行く!」(背中をバンバン叩く)カケル「人使いの荒いマネージャーだよ、まったく……!」【シーン2:市議会の会議室】市長「それでは、本法案【街クリーニング法案 第一条:タバコのポイ捨て罰金100万円 第二条:公道でのつばの吐き捨て罰金100万円 第三条:落書き等により街を汚す 罰金100万円 第四条:衣服や持ち物の汚れやホコリを街に落とす 罰金100万円 第五条:あらゆる街を汚す行為に、罰金100万円】 可決ということで、皆さんよろしいですか?」市議会議員「し、市長! やはりいくらなんでも横暴すぎるのでは」市長「何を言いますか。我が篠原市の美しい街づくりのために、その妨げとなる行為に重い罰を課す。当然のことでしょう」市議会議員「しかし……」市長「いやあ、これで我が街の美しさは、日本一…… いや世界一が約束されましたな」市議会議員「市長! いくら市長と言え、やって良いことと悪いことがあります!」市長「ほほう…… この私に逆らうのですね?」(変身)市議会議員「う、うわぁぁあああ!?」市長「私の美しい街づくりを邪魔するものは、誰であっても許さない。 例えどんなに優秀であってもね」(首を締め上げる)市議会議員「う。。。ぐああああ」市長「いや、逆に優秀すぎるとこう言う目に合うのは、時代の必然かもしれませんね」カケル「それっ」(サッカーボールを蹴って市長の手に当て、議員を助ける)市長「ぐっ!? だ、誰だ!」カケル「へえ。市長さんってのはそんなに偉いもんなのかい?」市議会議員「た、助かった……」市長「部外者が入っていい席ではない!警備員は何をしている!」カケル「優秀じゃない警備員が、俺みたいなヤツの侵入を許すのも、時代の必然ってやつなんじゃないの?」市長「おのれぇぇぇ……!!」カケル「アンタの悪事はすべて記録を残した。もう逃げられないよ」市長「ガキめ!貴様を消せば済むことだろうが!貴様の口を封じた上で、親族には罰金1億円だぁ!!!法の裁きを受けるがいい!」(蜘蛛の糸攻撃)カケル「よっと。 口の減らないアンタをどうにかしなきゃだめかな。」(攻撃をかわしベルト装着)市長「ムッ! それは……!」カケル「ただのサッカー少年じゃない。俺は戦士なのさ。 …… 変身!」市長「き、貴様は!!」カケル「ルール無用の……試合開始だ!」市長「おのれえええええ!」カケル「せい! はあ!! だああああああ!」市長「ぐううう!!があああああ!?」カケル「右!左! 壁当てパス! からのシュート!!」市長「ぐおおおおおおおおおおお!!」カケル「上手いもんでしょ」市長「貴様ああああ!!!」カケル「もうゴールしちゃってもいいんだけど、その前に聞きたいことがある。アンタにスフィアを手引したのは誰だ?」市長「簡単に吐くと思うのか? ガキが!」カケル「…… じゃあいいけど。どうせ言わないだろうとは思ってたからね。マッチポイントだし」市長「思い上がるな!ガキィ!!!」(攻撃)カケル「一方通行なやり方で! 皆が納得するわけ! ないんだよ!!!」市長「ぐっ! がっ!! くううう!!!」カケル「はあああああああああああああ!!!」市長「ぐああああああああああああ!!」(爆発)市長「ぐ…… ああ」(人間体に戻り、その場に倒れ伏す)カケル「蜘蛛のスフィア…… この欠片は貰ってくよ」市長「ガキめ…… 覚えていろ……」カケル「悪いけど俺はまだ選挙権がないんでね。あんまり政治屋さんの顔って興味ないんだ」【シーン3:エピローグ】ほのか「ふーん。じゃあ今回も収穫なし?」カケル「助けた市議会議員に、一応怪人市長の持ってたパイプとか、金の流れは洗ってもらう事になってるけど、期待できないしねえ」ほのか「マネージャーとしては、選手が活躍したのに結果が残らない事はマコトに遺憾なんですけどもー?」カケル「それ選手の責任? ちがくない??」ほのか「ま、いいでしょ。 とりあえず、お疲れ様」カケル「そうやって素直にタオルと飲み物出してくれれば、可愛いマネージャーで済むんだけどなぁ(ボソ)」ほのか「戦いのお膳立てとか色々してる優秀なマネージャーを前にそういうこというのはこの口かー!? えーー!?」カケル「いふぁいいふぁい!!(痛い痛い!) ごめんなふぁーーーい!!!」

勇者計画アヴェルブレイバー 04

「勇者計画アヴェルブレイバー」・登場人物表 久遠寺 勇里(28)主人公 槇原 真希(28)主人公の親友 葛西 丈二(26)主人公の親友 大阪 三郎(58)勇者計画に参加した天才メカニック。 安里 雅(43)日本国首相にして地球防衛軍の総司令官 スーツの男暗闇を走る勇里・勇里「はぁっ はぁっ はぁっ」(銃声) ・勇里「どこの連中だ、俺はもう軍人でもなんでもねえ、一般人だっての!」 ・勇里「アヴェルブレイバー完成間近で、パイロットの俺がお陀仏なんて洒落にならないぜ」 ・勇里「そぉれ!!」(追っての不意をついて反撃。銃を奪う) ・スーツの男「ぐお!!?」 ・勇里「お前、何者だ!人の命狙いやがって!こっちは民間人だぞ!」 ・スーツの男「くっ!」(合図とともに銃声) ・勇里「うわっ! 一人じゃねえのかよ!」 ・勇里「くっそ!」(川に飛び込む) ・N勇里「時は、西暦2216年。これを聞いている21世紀の君らにとって、この物語は近未来の出来事だと思う。だからこそ言っておきたい。百年やそこらじゃ、人間は大して進歩してない。まして、男の理想なんてぇモンは、未来永劫変わらないんじゃないかぁ?と、俺は思ってしまった。いやそう確信する!」 工場・建造が進むアヴェルブレイバー ・真希「よしよし、良い子ね……ブレッド」 ・丈二「おーい槇原ー。ちょっと合体機構について意見を聞きたいんだがー」 ・真希「ちっ…… ちょっと丈二!勝手に入ってこないでよ!」 ・丈二「うお!? なんだよ、藪から棒に」 ・真希「こっちはブレッドの教育い忙しいんだから、あんたらの仕事にかまってる暇なんかないの!」 ・丈二「な、なんだぁったく。 こんな時にまた勇里のやつもいねえし」 ・三郎「おい!ボウズ!!」 ・真希「ああん!もう! うるさいっ!」 ・三郎「!? な、なんだいお嬢ちゃん」 ・丈二「イライラしてるだけっすよ、おやっさん。 それよりどうしたんですか?すごい剣幕で」 ・三郎「おおう!! そうだった! 勇里のやろうが大変なんだよ!」 ・丈二「勇里が!?」 アヴェルブレイバー開発室 事務所 ・勇里「はぁ……はぁ…… 全くひどい目に……」(ずぶ濡れ) ・丈二「ど、どうしたんだよ勇里! そんな有様で」 ・勇里「わかんねえ…… スーツ姿の連中に港で銃撃されたんだ…… 逃げるだけで精一杯だっつの」 ・丈二「な、なんだって!?」 ・三郎「鉄砲向けられたってか。そいつぁ穏やかじゃねえな」 ・真希「何よ!騒々しいわね!」 ・勇里「おう、すまねえなマキマキ。どうだ。ブレイバーの調子は」 ・真希「マキマキ言うな!! それとブレイバーじゃないわ。私の子の名前はブレッドよ!何度言えば分かるの!」 ・丈二(おい勇里、あいつどうなってんだ?様子がおかしいぜ) ・勇里(アヴェルブレイバーの超AIの設計し始めてからあんなだよ。気づかなかったのか?) ・丈二(おやっさん……気づいてました?) ・三郎(あ~~…… ありゃぁマタニティブルーだな。俺のかみさんも娘ができたときゃ、あんなだったぞ) ・真希「そこ!何をコソコソ話してる!」 ・丈二「はひっ!」 ・勇里「こりゃあたまげたな。マタニティブルーときたもんだ」 ・三郎「なるほどな。そりゃあ、感情を持って対話する人工知能の開発だ。自分の子供みたいなもんだろうさ」 ・真希「誰がなんと言おうとブレッドは私の子よ!!誰の好きにもさせないわ!特に勇里!あんたにはね!!」 ・勇里「おいおい、俺はアヴェルブレイバーのメインパイロットだぞ!?」 ・真希「しるかーー!!」 ・丈二「おいやめろ!物を投げるな! あいで!!」 ・三郎「はっはっは~~ こりゃ愉快だね」 ・勇里「いで! おやっさん!笑ってないで止めてくださいよ!! ってうわぁああ!!」 ・真希「んぎぎぎぎぎぎ!!(事務机を頭の上まで持ち上げて振りかぶる)」 ・丈二「バカ!やめろ槇原!」 ・真希「母親の力をっ!なめるなあああああ!!」 ・丈二・勇里「のわああああああああああ!!!!」(ドガシャアアアアアアアアン) しばらくして ・真希「ごめんなさい」(しゅんとしてる) ・丈二「ようやく落ち着いたか」 ・勇里「いってってって……ったく、さっきの銃撃より聞いたぜ。お前の事務机ボンバーは」 ・三郎「それにしても、あんちゃんを狙った連中…… どこか心当たりはねえのかい」 ・勇里「……俺もそれは考えてたんですよ」 ・丈二「あんのか、心当たり」 ・勇里「……」 ・丈二「なんだよ」 ・勇里「ぜーーんぜん」 ・丈二「ふざけろよこの野郎」 ・真希「……もしかして」 ・三郎「なんだい。お嬢ちゃんにゃ心当たりがあるのかい」 ・真希「最近、ここのシステムにハッキングを試みた形跡があったの。もちろん攻性防壁で相手のシステムは撃退したけど……」 ・丈二「は、ハッキング? 一体どこから」 ・真希「日本国内、アメリカ、イギリス、オーストラリア、インドネシア、シンガポール…… 世界中あちこちから。手口も異なるわ」 ・三郎「ほほう」 ・丈二「な、なんでそんなことが」 ・勇里「簡単だろ?アヴェルブレイバーが有名になりすぎたんだ。興味本位、技術目的、色々考えられるけどな」 ・丈二「まさかお前を狙ったのも……」 ・勇里「ああ。まあそんなところだな」 ・三郎「手広くやりすぎたなぁ、あんちゃん」 ・勇里「ま、有名税ってやつっすねー。大丈夫大丈夫、このくらいは予想の範疇だ」 ・丈二「ば、バカいうなよ!お前だけじゃねえ、俺達だって命を狙われ……」 ・真希「私のブレッドの命あ狙われてるのね!!」 ・丈二「おわぁ!?」 ・真希「そうよ、そうなのね! 私のブレッドが………!許せない! 許せないわ!!! 少しでも近づいて見なさい……私が社会的にも物理的にも消してあげるわ!!! おーーーっほっほっほっほ!!!!」 ・丈二「だめだこりゃ……」 ・勇里「いや、案外コレで安心なんじゃねえか?」 ・三郎「とりあえず、スタッフは基本的に開発室に泊まり込みだな」 ・勇里「そうっすね。警備も強化しますわ」 ・真希「おーーーーっほっほっほっほっほ!!!!」 第四話 完

勇者計画アヴェルブレイバー 03

久遠寺勇里(28)槇原真希(28)葛西丈二(26)大阪三郎(58)安里雅(43)議員首相官邸・議員「以上が、我が国内で開始されている私企業・民間による軍事力になりうる案件のすべてです。首相」・安里「ご苦労さまです。次の業務については追って連絡します。ありがとう」議員「失礼します」(退出)・N安里「我々地球防衛軍が保有する一万のエクストランサー部隊......あらゆる地形・戦況に適合する装備を携えたとしても、反抗組織は後を絶たない。我が軍のエクストランサーが鹵獲されたケースは別として、私企業や民間人による反抗組織への技術提供は疑わざるをえないのが実情......機動兵器開発の先頭に立つ我が国からの技術流出だけは食い止めなくてはならない」・安里「ふう......ん?」(書類の束を眺めてため息。そしてアヴェルブレイバーに気づく)・安里「勇者計画......アヴェルブレイバー......?」・N勇里「時は、西暦2216年。これを聞いている21世紀の君らにとって、この物語は近未来の出来事だと思う。だからこそ言っておきたい。百年やそこらじゃ、人間は大して進歩してない。まして、男の理想なんてぇモンは、未来永劫変わらないんじゃないかぁ?と、俺は思ってしまった。いやそう確信する!」工場・建造が進むアヴェルブレイバー・勇里「おーーーーいお疲れーーー!」(デッキの上から)・丈二「あああああああああ!勇里てめえええええええええ!」(下階からタラップを上る)・勇里「おお!?」・丈二「オイコラ!てめえこの1ヶ月雲隠れしやがって、どういう了見だ!えっ!?勇者計画の総責任者様よ!?」・勇里「お、怒るなって......ちゃんと仕事してたよ」・丈二「ワケを説明しろ!ワケを!」・真希「そうよ。アンタがいないおかげで、役所の職員だの調査員だのが押しかけてきて、開発とは関係ない面倒事まで私達がやらされてるんだからね」・勇里「悪かった悪かった。それより、これ見てくれよ」・丈二「あ?」・真希「え?」(パソコンを付けて画面を見せる)・丈二「人材募集?インターネットで?」・真希「メカニック・ソフトウェア開発・エンジニア全般。経理経営・マネージメント。弁護士......」・丈二「お前、人手増やすのか?給料払えねえだろ」・真希「そうよ。私達のツテで集めてきた有志の人たちでなんとか回らないことはないわ」・勇里「へっへー。実はねえ、クラウドファンディングのプロジェクトを見て、完成を楽しみにしてるユーザーからまた寄付が集まったのだ」・丈二「あそこからさらにか!?」・勇里「ま、もちろん湯水のように湧いて出てくるもんでもないから、しっかり人は選んでるけどね。この一ヶ月はその人材集めで世界中飛び回ってたってわけ」・丈二「お前、仕事はどうしたよ。軍の仕事は」・勇里「やめた」・真希「はぁ!?」・勇里「やめたよ軍は。そもそも人型機動兵器エクストランサーのパイロットになりたいだけで軍に入ったようなもんだからね。アヴェルブレイバーなんて夢の塊が手に入っちゃうなら、エクストランサーにまた乗りたいとは思わないだろうから」・真希「け、計画が終わってからはどうするのよ?」・勇里「ま、そん時ゃそん時でまた仕事でも探すよ。だいじょーぶだいじょーぶ」・真希「あんたねえ、その自信はどこから」・丈二「槇原、こいつにそんなこと言っても無駄だぜ」・真希「え?」・丈二「やりたい事にまっすぐになってるこいつはね、テコでも動かないの」・真希「............」(ちょっと勇里を見なおしている?)・勇里「んでな、んでな。今日早速ごっついメカニックマンが来る予定なんだぜ♪」・真希「どんな人なの?」・勇里「えーっと名前はたしか」・三郎「大阪三郎だ」(ばばん!)・勇里「おーーー!大阪さん!2週間ぶり!面接の時はどーもどーもぉ」・丈二「え?大阪......三郎......?」・真希「知ってるの?」・丈二「ま、まさか......まさか、あの機動工房で主任設計者をしていた、大阪三郎先生ですか!?」・三郎「ん?、ああ、いかにも。機動工房で初めて人型の機動歩兵理論を実現させたのはこの俺、大阪だ。よく知ってるじゃないか、ボウズ」・丈二「お......お会いしたかった!!アナタには、一メカニックとして、ぜひ一度!」・勇里「な、なんだぁ?」・三郎「おいおい。随分大げさだな。俺はただ、歩く20メートル級の機械の基本設計をしただけの男だぞ」・丈二「そんなことはありません!武装や装甲の関係上軽量化が難しい機動兵器において、二足歩行という高度で繊細な動作は向いていない。誰も挑戦しなかったことをあなたは成し遂げていらっしゃった!僕にとって、あなたは目標なんです!」・三郎「照れるじゃねえか。でもなボウズ。俺も結局、そこのあんちゃんと一緒なんだよ」・勇里「お、俺?」・丈二「え?」・三郎「所詮男なんてのはな。子供の頃に描いた夢をいつまでも捨てられない、馬鹿な生き物なんだ。俺が巨大ロボットを歩かせたいと思ったのは、結局はかっこいい人型の巨大ロボットが見たかった、ただそれだけのことよ」・丈二「大阪先生......」・三郎「だが俺が作った人型のロボットは、今や地球防衛軍や反抗組織の過激派が持つ殺戮兵器。浪漫も夢も失っちまった哀れな機械達だ。俺が作りたかったのは、そんな冷たいもんじゃない。だから俺はここに来たんだ」・丈二「......」・三郎「そこのあんちゃんのココにあるモンは、(心臓のあたりを拳でバンと叩く)そんじょそこらの奴とは比べ物にならねえ熱さだよ」・丈二「せ、先生」・三郎「立ちなボウズ。設計主任の、葛西丈二さん」・丈二「丈二で結構です!大阪先生!」・三郎「おやっさんでいいよ。どこの現場でもそう呼ばれちまうからな」・丈二「はい!おやっさん!」・勇里「な?この人がいれば最強だろ!?」・丈二「勇里......お前ってやつは!」・勇里「おいおいおい寄よせって!だきつくなぁ!」・三郎「はっはっはっはいいねえ、若いってなぁ」・勇里「それより大阪さん、もう今日から早速入ってもらえます?現場」・三郎「ああいいとも。そのために来てるんだ。表のトラックに道具も詰めてきてるからな。悪いが勝手に乗り上げさせてもらったぜ」・丈二「お、おやっさん!是非使っていらっしゃる道具を拝見させて下さい!」・三郎「おお。何でも見せてやるぞ」・真希「......ど、どうしよう。途中から一切口が挟めないくらいに温度差を感じたわ......男ってホントにアホなのね......」第三話完

勇者計画アヴェルブレイバー 02

「勇者計画アヴェルブレイバー」・登場人物表久遠寺 勇里(28)主人公槇原 真希(28)葛西 丈二(26)隊員ブレイバーどこかの戦場・勇里「……」 ・隊員「久遠寺隊長、どうかしましたか。何か考え事でも」 ・勇里「いや、別に大したことじゃないよ」 ・隊員「敵の数はこれまでより少ないようです。大事を取ってC型装備に換装していますから、心配はないと思いますが」 ・勇里「まあね。こちら、アサルト1。第13機甲小隊全員に告げる。作戦通り敵本陣を包囲、照明弾による合図とともに、一斉攻撃を開始せよ」 ・隊員「ラジャー」 ・戦場全体に走る緊張の中、照明弾が発射される ・勇里「全機、攻撃を開始せよ」 ・N勇里「あ、そうだ。ロボットの名前、アヴェルブレイバーにしよう」 ・N勇里「時は、西暦2216年。これを聞いている21世紀の君らにとって、この物語は近未来の出来事だと思う。だからこそ言っておきたい。百年やそこらじゃ、人間は大して進歩してない。まして、男の理想なんてぇモンは、未来永劫変わらないんじゃないかぁ?と、俺は思ってしまった。いやそう確信する!」 暗闇・カラカラと回る8ミリ ・丈二・真希「アヴェルブレイバー?」 ・勇里「そう!それが、本計画で建造されるスーパーロボットの名前だ!」 ・丈二「ブレイバーは勇者だよな。まあ典型できでかっこいいのはわかるけどよ」 ・真希「アベルって旧約聖書に出てくるアダムとイブの子供よね。殺す方?殺される方?」 ・勇里「あえて言おう!かっこいいからこの名前にした!」 ・丈二「んな無茶苦茶な……」 ・勇里「さて諸君! 本計画について、詳しく説明しよう!」 ・丈二・真希「……」 ・勇里「クラウドファンディングといえば、集まった投資金額毎に計画の規模を拡張していくのが重要だ。この勇者建造計画もそれに習っている。」 ・丈二「はぁ……」 ・真希「聞いちゃいないわね」 ・勇里「第一段階。1千億セル!全長18メートルの人型ロボット!陸上走行速度、時速50キロ!武装なし!」 ・丈二「ほほう。割りと現実的なラインからのスタートだな」 ・真希「このくらいのスペックなら一千億でお釣りが来るわね」 ・勇里「第二段階。1千1億セル! ロケットパンチ追加!」(ロケットパーンチ!どかーん!) ・丈二「こまけえ……」 ・真希「最初に追加するのがロケットパンチ? もっと他にあるでしょ、大事なことが……」 ・勇里「第三段階。1千2億セル!顔のデザインが勇者フェイスになります!」(ガオ!ガ○!ガー!ずばーん!)・丈二「わーかったわかった。細かい所は良い。もう少し設計思想が分かる段階を教えてくれ」 ・勇里「~~~つまらん奴め。しかたない、第93段階。(ギューン!がっきーん!)戦闘機との合体機構を追加!」 ・丈二「(ガタガタガタ!)なっ!? が、合体させろってぇ!?」 ・勇里「合体のない勇者ロボなど、勇者ロボではない!」 ・丈二「そういう問題じゃねえ!お前なぁ!合体ロボのリスクの高さをわかって言ってるのか!?」 ・勇里「投資者を満足させることも、クラウドファンディングには大事な要素だぞ?」 ・丈二「合体メカの王者ゲッ○ーロボも、合体にゃえらい苦労してるだろうが!」(チェーンジゲッ○ー!) ・真希「何よそれ……」 ・丈二「本物の戦場で合体変形のリスクなんぞ犯す意味は欠片もねえ!だいたい、誰が苦労すると思ってんだ!!」 ・真希「……ふ~ん。できないの? 勇者建造計画・設計主任の葛西丈二クン?」 ・丈二「んぐっ!……」 ・真希「いつもは『俺に設計できない機械はない』って、息巻いてるくせに」 ・丈二「ん……んんんん……」 ・勇里「できるよな?丈二」 ・丈二「お、おお!! やらいでか! やってやるよ!馬鹿野郎!」 ・勇里「さーて、続きましてはと。第125段階。(ギューン!がっきーん!)人工知能【超AI】を搭載。人間と同等の知能を持ち、対話・思考・自律制御も可能にする」 ・真希「(ガタガタガタ!)んな!!? 対話型人工知能!!?」 ・勇里「パイロットと対話し、時間を共有し、共に成長する。それなくして勇者ロボは勇者ロボたりえない!」 ・真希「そういう問題じゃない!あのロボットアニメに出てくるレベルの人工知能の開発にどれだけの技術と人手と時間がかかるか分かって言ってるんでしょうね!!」 ・丈二「おやぁ~~~……? おやおやおやぁ~~~?」 ・真希「うっ……」 ・丈二「日頃『私に組めないプログラムはない』とかなんとかほざいてる槇原真希さんともあろう方が、まさかぁ~……」 ・真希「くっ…… わ、わかったわよ!やればいいんでしょ、やれば!」 ・丈二「で、最終的なスペックはどうなってんだ?」 ・勇里「平たくいうとだな」 勇里の脳内・勇里「いくぞ!ブレイバー! ジェットマシーンアヴァロンと合体だ!」 ・ブレイバー「了解した!」(あわよくば合体ソング) ・勇里「勇壮合体!アヴェルブレイバー!」 ・ブレイバー「青い空!白い雲!緑の大地を守るため! 勇者計画アヴェルブレイバー 我ここに推参!」 再び3人の会話・勇里「と言う感じだ」 ・丈二「どこも平たくなってねえわ!」 ・真希「葛西くん、このアホにそういうこと言っても無駄よ……」 ・勇里「ということで、頼むぞ! 諸君!」 第ニ話 完 

「命がけで女風呂をのぞいてみた」

登場人物表♂ ラミアリーダー部下思いの部隊長♂ ラミア1(ワン副隊長。冷静と情熱を両立する兵士♂ ラミア2(ツー)状況に流されやすい新兵♂ ラミア3(スリー)情報操作を特異とする新兵♀ 女性客1名前を憐(れん)という。乳がでかい模様♀ 女性客2名前を雪音(ゆきね)という。憐の友人♀ ばあさん女性客1・2のどちらかが兼ねて下さい 某日某所 草むらの中 ラミアリーダー「こちらラミアリーダー、全員配置についたか」ラミア1「ラミア1、配置完了」ラミア2「ラミア2、同じく配置完了」ラミア3「ラミア3,こちらもオーケーだ」ラミアリーダー「目標は現在、陣を構え作戦を展開中。こちらの接近にはまだ気づいていない。情報では厳重なトラップで陣を防衛しているとある。皆、心してかかれ」ラミア1「了解」ラミア2「了解した」ラミア3「了解だ」ラミアリーダー「状況開始」旅館ロビー 女性客1「あはは♪ねー露天風呂入りにいこー♪」女性客2「いくいくー♪」女性客(二人とも笑いながら廊下を歩いて風呂へ)草むらの中 ラミア2「こちらラミア2 ロビーの音声からの情報によりますと、女性客二人が露天風呂に向かったようであります!」ラミアリーダー「何?我々の隣室の女子大生達以外にも、若い女性客がいたということか。ラミア3,貴様の情報はどうなっていた」ラミア3「はっ!申し訳ありません。しかし昨日サーバーのハッキングにより得られた情報によりましては……」ラミアリーダー「貴様の仕事は言い訳を口から垂れ流すことではない!作戦終了後処罰を言い伝える。覚悟しておけ」ラミア3「はっ! ありがとうございます!」ラミア1「こちらラミア1 これより光学センサーの回路を一時的に機能停止させる。リミットは10分間」ラミアリーダー「こちらラミアリーダー。了解した、ラミア1」ラミア1「3……2……1…… 機能停止確認」ラミアリーダー「散開!」ラミア2「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」ラミア3「うあああああああああああああ!!!」(走りだすラミアリーダー・ラミア2・3)露天風呂 女性客1「あ~~~気持ちぃ~~~♪」女性客2「あっ 憐ってイイ体してるわね~♪」女性客1「いやぁん♪ 雪音ちゃんてばぁ」草むら ラミア2「た、隊長! 敵陣からの音声情報が!音声情報がぁ!!」ラミアリーダー「ラミア2! 惑わされるな!目標はあくまで敵陣への物理的接触、観察だ!音声情報だけでは任務達成とは言えん!集中しろ!」ラミア1「こちらラミア1! 予想外の自体です!どうやら警備システムを二つに分離している模様!光学センサー地帯の先に地雷原が確認されました!」爆発音ラミア3「た、隊長!?うああああああああああああ!!!?」(途中で通信が切れる)ラミアリーダー「ラミア3!? どうした!応答せよ!ラミア3!」ラミア1「た、隊長!ラミア3が!!」ラミアリーダー「馬鹿者!味方の心配より、まず自分の心配をせんか!」ラミアリーダー「なんだと!?」露天風呂 女性客1「も~~ 雪音ちゃんもボディライン綺麗なんだもん」女性客2「ちょっと、どこ触って。。。ぁぁん♪」草むら ラミア2「隊長おおおお!! 自分はぁ!自分はああああ!!」ラミアリーダー「しっかりしろラミア2!任務を忘れるな!」ラミア1「こちらラミア1!隊長、ラミア3を回収。命に別状はありませんが、意識不明の重体です!安らかな笑顔でよだれを垂らしております!」ラミアリーダー「ええい!音声情報に惑わされ任務を忘れたクソムシなど放っておけ!ラミア1,ラミア3に変わり侵攻を開始せよ!遅くなれば敵陣は撤退を開始してしまうぞ!」ラミア1「ラミア1了解!これよりラミア3の任を引き継ぎ侵攻を開始致します」露天風呂 女性客2「憐のおっぱい大きすぎ!えい!」女性客1「ひゃぁっ! やぁっ そんなところぉ」草むらラミア2「たいちょおおおおおおおお~~~!!!!!」ラミアリーダー「くっ! 今の音声攻撃はさすがの私も効いたな……下腹部に血液の集中を感じえん!」ラミア1「こちらラミア1! 敵の防衛網は予想以上の戦力を保持!応援を!」ラミア2「ああああああああああああああああ!!!!」ラミアリーダー「おのれええええええ! 温泉街の防衛網は化物か!」露天風呂 女性客1「ほれほれほれほれ♪」(もみもみ)女性客2「あっ……♡やぁ…… いやぁ♡」草むら ラミア2「隊長!自分は我慢ができません!!たいちょおおお!」ラミア1「隊長!ラミア2が……!」ラミアリーダー「ラミア1! ラミア2は殉職した!」ラミア1「し、しかし!」ラミアリーダー「ここから先は貴様と私の二人だけだ!任務をゆうせ……ぐっ!?」爆発音ラミア1「た、隊長!? 隊長!! 応答を!隊長!!」ラミアリーダー「く…… へ、ヘマをやったようだ……俺としたことが」ラミア1「隊長!隊長!!!」ラミアリーダー「いけ…… ラミア1」ラミア1「し、しかし自分は隊長を放ってはおけません!すぐに救助を!」ラミアリーダー「馬鹿者!!」ラミア1「!?」ラミアリーダー「味方の命より、まず自分の事を考えろ!ラミア2、ラミア3が鼻孔からの大量出血で名誉の戦死を遂げたとして本望だろう。だが我々の任務はその先にある楽園(エデン)へ足を踏み入れ、その光景をしかと見届ること!そしてしかるべき手順の後に後世へ語り継ぐことだ!」ラミア1「し…… しかし隊長!」ラミアリーダー「我々の犠牲を無駄にするな!私とて、ここまで貴様達のような最高の部下と任務を共にできてよかったと思っている。」ラミア1「う……うううう……!」ラミアリーダー「走れ!ラミア1! その目に楽園を! エデンを焼き付けてこい!」ラミア1「うああああああああああああああ!!!!!!」(走りだすラミア1)ラミア1「ラミア2……! ラミア3…… 隊長! 自分は……皆の犠牲を無駄にはしません!」女性客1・2(楽しげに笑う)←結構長めに笑って下さい。ラミア1「はっ!はっ!はぁ!!!」(襲いかかるトラップを次々に撃破していく)ラミア1「この程度のトラップで…… 自分を止めることは……できん!」(目が座ってる)ラミア1「楽園を……! エデンを!! この目に焼き付けるまではああああああああああ!!!」空を舞うラミア1ラミア1「見えた!! この垣根を飛び越せば!!」露天風呂 ばあさん「おやまぁ 嬉しいねぇ、こんなババでものぞいてくれる若い子がおったよ、ひっひっひっ」ビシッ!(ラミア1,石になる)ラミア1「楽園が……」ばあさん「ひっひっひっひっひ」(数テイク笑い声取って下さい)ラミア1「エデンが……」チーン旅館ロビー 女性客2「あ~ いいお湯だった~」女性客1「ほんと気持よかったね~~♪」チャンチャン♪ 

勇者計画アヴェルブレイバー 01

「勇者計画アヴェルブレイバー」・登場人物表 久遠寺 勇里(28)主人公 槇原 真希(28) 葛西 丈二(26) 繁華街 居酒屋 勇里「おつかれー」丈二「おせーぞ勇里。人を集めといて」真希「ほんとよ。ったく。先に飲み始めたわよ?」勇里「悪い悪い、曹長になると報告書も面倒でねえ」丈二「給料泥棒のパイロットが何をえらそーに」勇里「でよ、でよ。早速本題なんだけどさ」真希「……やけに食い気味ね、またロボットアニメの話?」丈二「あ、俺もそれに一票」勇里「俺達3人で、スーパーロボット作らないか!?」丈二・真希「は?」OPテーマ(ショートサイズ)+ナレーション N勇里「クラウドファンディング。インターネットなどを介して、世界中に寄付を呼びかけプロジェクトを成功させる。この言葉がわかればこのドラマは最後まで聞けるようにできているぞ♪」 OP流れる N勇里「時は、西暦2216年。これを聞いている21世紀の君らにとって、この物語は近未来の出来事だと思う。だからこそ言っておきたい。百年やそこらじゃ、人間は大して進歩してない。まして、男の理想なんてぇモンは、未来永劫変わらないんじゃないかぁ?と、俺は思ってしまった。いやそう確信する!」繁華街 居酒屋 丈二「すぅぱぁろぼっとぉ!?」勇里「好きだろーお前らも! 変形して合体して、ジェット噴射だけで空が翔べて、しかもロケットパンチと謎ビームで敵をなぎ倒すような」勇里『行けぇ!ブーストアーム!! 必殺・ブレイブ!ビイイイイイム!!』丈二「はぁ…… あのなーぁ? 地球防衛軍 人型機動兵器部隊日本支部所属の【久遠寺勇里】曹長殿には大変申し訳ねーでございますけどねぇ! こちとらお前らメタルデバイス乗りのために毎日毎日部品作ってんの!それ以外の事をする暇もなきゃ金もねーんだよ!」N勇里『この男、名を葛西丈二と言う。葛西部品製造所の御曹司で、俺、久遠寺勇里の大親友。同じスーパーロボット好きとして、こいつ以上に信頼できる奴はいない。スーパーロボット好きのくせにリアリストなのがちょっと許せんのだが……』真希「すいませーん お冷タルでクダサーイ」勇里「なんだよ真希!まだ一口も呑んじゃいねえって! しかもなんだよ、タルって!」真希「勇里が寝ぼけたこと言うからよ」N勇里『この女、槇原真希。またの名をマキマキ…… 俺と同じく、地球防衛軍に所属する天才プログラマー。防衛軍に配備されている機動兵器のコンピューターやらはだいたいこいつが作ったらしい。まあ詳しいことは知らんが。この女は現実のメカしか興味が無いらしく俺は常々、少しは男の夢を理解すべきだと思っている。が、ともかく!この二人が俺の心の友ってわけだ』丈二「久々に3人で集まろうって言うから何の話かと思えば、冗談にもなってねえな。なあ槇原」真希「ま、軍人として昇進しても、人としての精進は足らないってことよね、要するに」丈二「あ、そこそこ上手いな、それ」勇里「だーーーーー! 人の話を最後まで聞け!」(どん!)真希「珍しいわね、原始人のアンタがパソコン持ってくるなんて」丈二「タッチタイプはできるようになったかー?」勇里「お前らホンットに最低だな! とにかくこれを見ろ!」真希「クラウドファンディングぅ……?」丈二「……薄々読めたぞ? お前、ロボット建造の資金をクラウドファンディングで集めようって腹だな?」勇里「そのとーり!」真希「アホね。無理よ」勇里「なんだとぉマキマキの分際でえらそーに!」真希「マキマキ言うな!どうせ世界中からちょっとずつお金をもらえる、とか聞きつけたんでしょうけど、クラウドファンディングっていうのは思った以上に難しいもんなの。企画立案者の求心力や知名度もそうだし、企画目的だってねぇ……」丈二「(遮って)槇原、こいつにそういう話は通じねえよ。脳みそ筋肉のパイロットさんなんだからさぁ」勇里「うっせぇなぁ!やってみなきゃわかんねえだろうが!」真希「そこまで言うならやってみれば良いじゃない。3日で1千億セル集まったら私と葛西でソフトもハードもバッチリ作ってやるわよ。アンタの希望通りにね」丈二「お、おいちょと」勇里「言ったなー!? よーーーし集めてやるよ!3日もありゃ十分だ!見てろよぉ?世界中の男のロマンを結集させてやるからな!設計図書きながらクビ洗って待ってろ!」丈二「もしもーし」真希「はん!そんなチンケな浪漫、犬にでも食わせとけばいいのよ!バーーカバーーカ!」丈二「きけー 人の話~~」勇里「その言葉わすれんじゃねえぞ!三日後、またこの店に集合だからな!」3日後 再び居酒屋N勇里「そして、約束の三日が過ぎた」勇里「うっふふん♪」真希「信じられない……」丈二「……はぁ…… だから言わんこっちゃない」真希「どういうことよそれ」丈二「こいつ最終的な結果はともかく、物事の過程まではそこそこ成功させちゃうんだよ。普通ならできん事でもね」真希「そういうことは早く言いなさいよ!」丈二「言うタイミングを作ってから言ってくれる?それ」勇里「なーーーーーっはっはっはっはっは! 2年で曹長にのし上がった天才パイロットの俺様に、不可能の文字はなーーーーーーい!」真希「はぁ~~~…… まさか3日で2665億セルも集めるなんて……」丈二「槇原の提示した額の2.6倍だもんなぁ……」勇里「どうだ!これならお前ら二人が1年仕事しなくても十分食ってけるだろう!」真希「えーえーそうよ!悔しいけどその通りよ!」丈二「ど、どうすんだよ。槇原」真希「仕方ないわ。やりましょう」丈二「……まぢか」勇里「さすが真希だな。俺は信じてるぜ?」真希「女に二言はないわ。きっちりやってあげるわよ!」丈二「俺は二言どころか一言も言ってないけども」N勇里「斯くして、俺達三人のスーパーロボット建造計画は、幕を開けるのであった!」 第一話 完